箱根駅伝といえば、毎年1月2〜3日に開催される大学生の駅伝大会です。
毎年、新たなドラマが誕生し、全国に多くのファンがいますね。
激戦を繰り広げる選手たちは、選ばれしアスリートのイメージですが、
果たして、箱根駅伝に出られる確率はどのぐらいでしょうか?
計算してみます。
箱根駅伝で、メンバー入りして走れる確率を計算する
計算方法
計算方法は次の通りです。
箱根駅伝でメンバー入りして走れる確率
=(箱根駅伝の出場選手数)/(4年分の人口(出生数))
出場できる人数
箱根駅伝(本戦)に出場できるのは21チーム。
箱根駅伝出場チームの内訳(21チーム)
・前年大会でシード権を獲得した10チーム
・予選会を通過した10チーム
・予選を通過しなかった大学の記録上位者1チーム(関東学生連合)
往路5区・復路5区の10区間で構成されるため、1チームの出場人数は10人です。
つまり、出場できる人数は、
21チーム×10人 = 210人
箱根駅伝の出場選手数は210人(1大会)
4年分の人口(出生数×4)
厚生労働省のデータによると、
近年の日本の出生数は80万人を少し超えるぐらい。
日本の出生数は徐々に減少傾向なので、80万人として計算していきます。
大学は4年生まで4年分の人がいるので、
80万人×4=320万人
4年分の人口(出生数)は320万人
箱根駅伝でメンバー入りして走れる確率は「0.007%」
必要な情報が集まったので、
箱根駅伝でメンバー入りして走れる確率を計算してみます。
箱根駅伝でメンバー入りして走れる確率
=(箱根駅伝の出場選手数)/(4年分の人口(出生数))
=210/3,200,000
=0.000065625・・・
≒0.007%
箱根駅伝でメンバー入りして走れる確率は「0.007%」という結果になりました。
なかなかの低確率ですね。
この確率は、駅伝をしていない人も全員含めた場合だね
箱根駅伝でメンバー入りして走れる確率は「0.007%」
箱根駅伝(本戦)を狙うチームの中で、メンバー入りして走れる確率
先ほど求めた「0.007%」は、駅伝をしていない人を含めた確率でした。
では、駅伝をやっていて、箱根駅伝の出場を目指している人の中で、
メンバー入りして走れる確率はどうでしょうか?
箱根駅伝(予選会)を狙う人の中で、メンバー入りして走れる確率
=(箱根駅伝の出場選手数)/(箱根駅伝本戦への出場を狙っている人数)
出場選手数は変わらないので、計算式の分母が変わるだけだね。
箱根駅伝本戦への出場を狙っているチーム数は67チームです。
箱根駅伝本戦への出場を狙っているチーム数(67チーム)
・前年大会でシード権を獲得したチーム数:10チーム
・予選会に参加したチーム数:57チーム(2024年)
1チームの選手数を20人とすると、
箱根駅伝本戦への出場を狙っている人数は、
67チーム×20人=1,340人
ということで、計算してみると、
箱根駅伝(予選会)を狙う人の中で、メンバー入りして走れる確率
=(箱根駅伝の出場選手数)/(箱根駅伝本戦への出場を狙っている人数)
=210/1,340
=0.1567・・・
≒ 16%
箱根駅伝(予選会)を狙う人の中で、メンバー入りして走れる確率は「16%」となります。
本気で努力している強者たちの中で、16%なのかぁ
決して簡単ではないね
箱根駅伝(予選会)を狙う人の中で、メンバー入りして走れる確率は「16%」
まとめ 〜箱根駅伝が楽しみ〜
さて、今回は2つの観点で箱根駅伝に出られる確率を求めてみました。
結果をまとめると次の通り。
駅伝をしていない人も合わせると、
箱根駅伝でメンバー入りして走れる確率は「0.007%」
競技者だけに絞ると、
箱根駅伝(予選会)を狙う人の中で、メンバー入りして走れる確率は「16%」
ということで、今年はどんなドラマが待っているのか!?
1月2日、3日の箱根駅伝が楽しみですね!
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