梅雨シーズンでも晴れる確率は20%か？計算してみた【東北〜沖縄】

みなさんは雨の日は好きですか？

残念ながら、私たちの好き嫌いに関わらず、

日本では「梅雨」という雨が降りやすい時期がきてしまいます。

いくら雨が降る確率が高いはいえ、屋外で活動したい日もありますよね。

アウトドアを楽しんだり、洗濯物を干したり・・・。

さて、梅雨シーズンでも晴れる確率はどのくらいでしょうか？

今回は気象庁のデータを調査して、東北〜沖縄において、梅雨でも晴れる確率を計算してみます。

梅雨とは？

「梅雨」とは、毎年５月〜７月にやってくる、くもりや雨が多い時期のことです。

南の暖かく湿った小笠原気団と、北の冷たいオホーツク海気団がぶつかります。

この境目を梅雨前線と呼び、雨が降りやすくなります。

梅雨前線は徐々に北上して、日本列島付近から消失すると、梅雨が明けて夏を迎えます。

【結果まとめ】梅雨シーズンでも晴れる確率

調査した梅雨シーズンに晴れる確率を、最初に表にまとめます。

直近の５年間の平均だと、梅雨シーズンに晴れる確率は大体２０％程度という結果になりました。

梅雨シーズンでも晴れる確率を調査（全国７地方）

過去５年分（2023年まで）の気象庁のデータから、

「各地域の梅雨の日数」と「梅雨中で晴れ（降水量が0mm）の日数」を調査しました。

ただし、梅雨の期間がはっきりしない年のデータは除外しています。

宮城県仙台市（東北南部）で梅雨シーズンに晴れる確率

宮城県仙台市（東北北部）の場合、

平均40.8日の梅雨期間中に、6.4日晴れていました。

つまり、梅雨シーズンに晴れる確率は15.7%でした。

東京都東京（関東甲信）で梅雨シーズンに晴れる確率

東京都東京（関東甲信）の場合、

平均44.2日の梅雨期間中に、9.2日晴れていました。

つまり、梅雨シーズンに晴れる確率は20.8%でした。

愛知県名古屋市（東海）で梅雨シーズンに晴れる確率

愛知県名古屋市（東海）の場合、

平均44日の梅雨期間中に、9.4日晴れていました。

つまり、梅雨シーズンに晴れる確率は21.4%でした。

大阪府大阪市（近畿）で梅雨シーズンに晴れる確率

大阪府大阪市（近畿）の場合、

平均40.2日の梅雨期間中に、8.4日晴れていました。

つまり、梅雨シーズンに晴れる確率は20.9%でした。

広島県広島市（中国）で梅雨シーズンに晴れる確率

広島県広島市（中国）の場合、

平均47日の梅雨期間中に、13.4日晴れていました。

つまり、梅雨シーズンに晴れる確率は28.5%でした。

福岡県福岡市（九州北部）で梅雨シーズンに晴れる確率

福岡県福岡市（九州北部）の場合、

平均47.8日の梅雨期間中に、14.8日晴れていました。

つまり、梅雨シーズンに晴れる確率は31.0%でした。

沖縄県那覇市（沖縄）で梅雨シーズンに晴れる確率

沖縄県那覇市（沖縄）の場合、

平均45.2日の梅雨期間中に、8.4日晴れていました。

つまり、梅雨シーズンに晴れる確率は18.6%でした。

梅雨シーズンはやっぱり雨が降る確率が高い

今回は気象庁の過去５年分のデータを調査して、各地方の梅雨シーズンでも晴れる確率を計算してみました。

結果として、晴れる確率が1番高かった福岡市でも31.0%でした。

つまり、70%ぐらいは雨が降るということになります。

雨で気分が上がらないのも仕方ないですが、むしろ雨を楽しむぐらいの余裕を持っていきたいですね。