ノーベル賞といえば、最高の名誉として、優れた功績を残した個人や団体に送られます。
日本人では、1949年の湯川秀樹さんに始まり、合計29人の日本人が見事に受賞しています。
では、世界中の候補者の中から、日本人が選ばれる確率はどのくらいでしょうか?
ノーベル賞設立以降のデータから、日本人が選ばれる確率を計算してみます。
そもそもノーベル賞とは?

ノーベル賞とは、スウェーデンの発明家アルフレッド・ノーベルの遺言に基づき、人類に最大の貢献をもたらした人々に贈られる賞です。

ノーベルさんはダイナマイトの発明者だね!
ノーベル賞には、下記の5+1分野があります。
①物理学
②科学
③生理学・医学
④文学
⑤平和
(⑥経済学)
①物理学賞〜⑤平和賞は1895年に設立され、
⑥経済学賞は1968年にスウェーデン国立銀行の呼びかけによって、後から設立されました。

ノーベルさんの遺言に無かったから、
経済学賞は厳密にはノーベル賞じゃないんだよ

数学賞は存在しないけど、
「フィールズ賞」が数学のノーベル賞とも言われているね
【結果まとめ】日本人がノーベル賞に選ばれる確率

はじめに、今回の結果を1つの表にまとめました。
全分野を合計すると、
日本人がノーベル賞を受賞するのは2.9%と言う結果になります。

詳細は次の章で!
日本人がノーベル賞に選ばれる確率を計算する

計算方法
歴代のノーベル賞の受賞人数を調べて、
これまで実際に日本人が選ばれた確率を計算していきます。
日本人がノーベル賞に選ばれる確率
=(日本人の受賞人数)/(歴代の全受賞人数)

経済学賞を含めた6分野で計算するよ!
ノーベル賞の歴代受賞人数は997人
ノーベル賞を、最新2023年までに受賞した人数は、合計で997人です。
内訳は以下の通りで、「生理学・医学賞」が最多の227人。
後から設立された「経済学賞」が最少の93人。
物理学賞→224人
化学賞→194人
生理学・医学賞→227人
文学賞→120人
平和賞→139人
経済学賞→93人
合計997人

昔は単独での受賞が多かったけど、
最近は複数人が同時に受賞することが多いよ!
日本人でノーベル賞を受賞した人数は29人
日本人でノーベル賞を受賞したのは29人です。
「物理学賞」は12人で最多。
「経済学賞」に関しては、まだ日本人の受賞はありません。
物理学賞→12人
化学賞→8人
生理学・医学賞→5人
文学賞→3人
平和賞→1人
経済学賞→0人
合計29人
日本人がノーベル賞に選ばれる確率は2.9%

各分野で確率を計算した結果がこちら!
全分野合計すると、日本人がノーベル賞に選ばれる確率は2.9%となりました。
物理学賞→5.4%
化学賞→4.1%
生理学・医学賞→2.2%
文学賞→2.5%
平和賞→0.7%
経済学賞→0%
合計2.9%
ノーベル賞博物館もオススメ

ノーベル賞に興味が湧いた方は、「ノーベル賞博物館」に行ってみてはどうでしょうか。
スウェーデンの首都ストックホルムにあり、
歴代受賞者の紹介や、貴重な記念品、受賞者の直筆サインなどが展示されています。
周辺はオシャレな街並みで、飲食店やカフェもたくさんありました。
また、近くにはノーベル賞の晩餐会が行われる、黄金のストックホルム市庁舎もあります。

チャンスがあれば是非行ってみて下さい!

卒業旅行で行ったけど、非常に良かった!
北欧大好き!

(私も行きたい・・・)
コメント