日本の入学式は4月が大多数で、「桜」とセットで描かれることが多いですね。
やっぱり春といえば桜だよね！！
近年は桜の開花時期が早まっていると言う声もあり、卒業式のイメージが強い人もいるかもしれませんね。
その年の気温や天候によって、桜の開花状態は変わりますが、
入学式で桜が咲いている可能性はどのくらいでしょうか？
そこで今回は、過去２０年分の気象庁のデータから、
全国１０都市で入学式に桜が咲いている確率を求めてみます。
桜の開花日の定義とは？
そもそも桜の開花日ってどうやって決めているのか？
まずは、定義から確認していきます。
標本木の５〜６輪以上の桜が開いた状態となった最初の日
標本木は気象台から近いところで、周辺の環境が変わりにくい場所にある木が選ばれています。
広島の場合は、標本木は縮景園にあるね
ちなみに、満開日は標本木の約８０％以上のつぼみが開いた状態となった日です。
全国１０都市の入学式で桜が咲いている確率を調査
入学式で桜が咲いている確率を調査するために、まずは計算条件を確認します。
その年や自治体によって、入学式の日はバラつきがありますが、
一律で４月７日に入学式が行われるものとします。
また、天気や温度で桜の開花状態にもバラつきがありますが、
桜は開花日から２週間咲いているものとします。
つまり、「桜の開花日が3/25〜4/7であれば、入学式で桜が咲いている」
という条件で計算をしていきます。
・桜の開花日が3/25〜4/7であれば、入学式で桜が咲いているとする
・気象庁のデータから、2004年〜2023年の20年分のデータを使用
計算をするためには、条件設定が不可欠だね！
入学式で桜が咲いている確率の結果まとめ
調査した１０都市の調査結果を、最初にまとめて発表します！
続いて各都市の調査結果を紹介するよ！
札幌の入学式で桜が咲いている確率は０%
札幌の場合、入学式で桜が咲いていたのは、なんと０回でした。
確率は０％です。
札幌では、4月下旬〜5月上旬に桜が咲くことが多いため、入学式での桜は厳しいようです。
仙台の入学式で桜が咲いている確率は６５%
仙台の場合、入学式で桜が咲いていたのは、１３回でした。
確率は６５%です。
仙台はかなりチャンスがありそうだね！
東京の入学式で桜が咲いている確率は２０%
東京の場合、入学式で桜が咲いていたのは、４回でした。
確率は２０%です。
咲くのが早すぎて、散ってしまうことが多いですね。
金沢の入学式で桜が咲いている確率は８５%
金沢の場合、入学式で桜が咲いていたのは、なんと１７回でした。
確率は８５%です。
金沢は高確率で入学式で桜が見れそうだね！
名古屋の入学式で桜が咲いている確率は２５%
名古屋の場合、入学式で桜が咲いていたのは、５回でした。
確率は２５%です。
大阪の入学式で桜が咲いている確率は５０%
大阪の場合、入学式で桜が咲いていたのは、１０回でした。
確率は５０%です。
広島の入学式で桜が咲いている確率は３０%
広島の場合、入学式で桜が咲いていたのは、６回でした。
確率は３０%です。
広島はもっと高い気がしたけどな〜
福岡の入学式で桜が咲いている確率は１５%
福岡の場合、入学式で桜が咲いていたのは、３回でした。
確率は１５%です。
鹿児島の入学式で桜が咲いている確率は４５%
鹿児島の場合、入学式で桜が咲いていたのは、９回でした。
確率は４５%です。
那覇の入学式で桜が咲いている確率は０%
那覇の場合、入学式で桜が咲いていたのは、０回でした。
確率は０%です。
沖縄では、1月に桜が開花することが多いので、
残念ながら４月の入学式に桜は難しそうです。
入学式で桜が見たいなら金沢に行くべし
今回、気象庁の２０年分のデータを調査した結果、
入学式で桜が咲いている確率が1番高いのは金沢の８５％でした。
大人気の北海道や沖縄では、他の地域と桜の開花時期がズレてしまうため、
入学式シーズンに桜が咲くのは難しいようですね。
ということで、どうしても入学式シーズンに桜が見たい場合は、
金沢に行ってみるのが良さそうです。
兼六園に行ってみたいな〜
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